金持ち父さん読んだけど、未だにクワッドランドEの人におすすめの本!

ビジネスオーナーになりたい人が学ぶべき知恵をあなたに届けます。ビジネスオーナー?何になるにも大事なのは「人間力」だろーが!あきらめたら、そこで試合終了ですよ。

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

★★★★☆奇跡のリンゴ 石川拓治


奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
(2011/04/12)
石川 拓治

商品詳細を見る


【おすすめ度】★★★★☆

すべての人におすすめです。
農家の人にはもちろん、食の健康を考える人や、困難なプロジェクトに心折れそうな人にもおすすめします。


読んだ目的:

木村秋則さんの本「リンゴがおしえてくれたこと」を読み、こちらも読んでみたくなったから。


概要、感想:

絶対に不可能と言われてきたリンゴの無農薬栽培に挑戦した男の物語。

農薬栽培だって、害虫、病気と闘ってきた歴史の上に成り立っていたのだ。

言葉では簡単でも、実際に無農薬栽培を始めたことで病気・害虫被害の地獄を見ることになる。

さらには村中の人から無視され、村八分の扱いをうけて、孤立無縁の状態に陥る。

それでも地道に害虫を手づかみで取り除き、研究に研究を重ねて、実験を重ね、何年も無収入で続けた。

そのかいもなく、リンゴはならない。

絶望し、やっぱり間違いだったんだと自分を責め、自殺を図る。

ロープをひとたば持ち、山の奥へと歩む。

そしてロープをひっかけるのにちょうど良い木を見つけた。

はっ、とひらめいた。この木は山奥で人の手入れもせずに、なんでこんなに立派なんだと。

周りの土がふかふかしていることに気付き、自分のリンゴ畑との違いを発見する。

山の土を再現させ、さらに研究・実験を続けた結果、最後にはリンゴをつくった。

観察、研究、実験、まるでエジソンの物語のようでした。

命をかけてつくった無農薬栽培のリンゴの物語に感動間違いなしです!


結論:

再び感動したー!

「リンゴが教えてくれたこと(木村秋則)」とどちらかを選ぶなら、僕は「リンゴが教えてくれたこと」推しです!

以下、エッセンス。

■どんな高性能のコンピューターだってさ、データを入れないと使えないのな。

過去のデータをどれだけ集めて計算したって、新しいものは生まれてこない。

コンピュータと同じでさ、他から与えられたものしか利用できない人がすごく増えてしまった。

自分の頭で考えようとしないの。

みんな答えはインターネットの中にあると思い込んでしまうのな。



■指で触るだけでその0.001ミリの違いがわかるようになる。

人間の間隔というのは、すごいもんだよ。機械なんか使うよりずっと正確だ。


■出来の悪いトウモロコシをまとめて畑の端においてきた。

次の朝、畑に行ったら、ひとつ残らずなくなってた。

それからたぬきの被害はほとんどなくなった。


畑が雪に埋もれると、木村は農業の勉強を始める。

町の図書館に通ったり、本屋に出かけ、一年間の農作業の合間に湧いた疑問に答えてくれる本を探して読みふける。アイデアを思いつけば、それを克明にノートに書き付けていく。



■夫が焦っているのは、家族がいるからだ。

貧乏させて申し訳ないの一言もなかったけれど、それを誰よりも辛く思っているのは夫だった。

娘たちに新しい服はおろか、学用品も満足に買ってやれないこと、自分が娘たちに人並みの幸せを与えられないことが、夫の不機嫌の原因だった。

本当のことを言えば、子供達は一家が貧乏していることなどそれほど苦にしていないのだ。

学校で惨めな思いをすることなどよりも、父親のどうしようもない不機嫌が彼女たちの心に落とす影の方が、ずっと大きくて寒々としていた。

「もう諦めたほうがいいかな」

「そんなん嫌だ。何のために、私たちはこんなに貧乏しているの?」

父親の夢は、いつしか娘の夢になっていた。


■自分の力ではどうにもならないことを悟ったとき、彼は初めて本当の意味でのリンゴの木に向かい合うことができたのだと思う。

木村がリンゴの木に声をかけるのは、心からリンゴの木に感謝しているからだ。


木村は、ひとつ失敗するたびに、ひとつの常識を捨てた。

■ここで自分が諦めたら、もう誰もそれをやろうとはしないだろう。

自分が諦めるということは、人類が諦めるということなのだと思った。


■月の光の下に、リンゴの木があった。

山奥のこんな場所に、なぜリンゴの木があるのだろう。

反射条件のように、誰が農薬をまいているのだろうと思った。

そんなわけがない。

もちろんあの木には、一滴の農薬もかかっていないはずだ。

もちろん山奥のこんな場所に、リンゴの木があるわけがなかった。

走りながら、木村はそれがリンゴの木ではないことに気づいていた。

それでも、心臓の高鳴りは止まらなかった。

それはどんぐりの木だった。

6年間、探し続けた答えが目の前にあった。

森の木々は、農薬など必要としていないのだ。

決定的に違うことがひとつあった。雑草が生え放題で、地面は足が沈むくらいふかふかだった。

土がまったくの別物だったのだ。

これだ、この土をつくればいい。

自分は今まで、リンゴの木の見える部分だけ、地上のことだけを考えていた。

目に見えないリンゴの木の地下のことを考えていなかった。

虫や病気は、むしろ結果なのだ。

りんごの木が弱っていたから、虫や病気が大発生したのだ。


■畑の土と山の土はなにもかもが違っていた。

そもそも温度からして違っているのだ。

深く掘っても、山の土の温度はほとんど変わらない。表面に近い場所から、何十センチもの深さまで温度はほぼ一定だった。

ところが畑の土は、10センチ掘るだけで極端に温度が低くなるのだ。


■気を見て森を見ず。

私はりんごの木しか見ていなかったのな。

りんごの木は、りんごの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。


農薬を使っていると、りんごの木が病気や虫と戦う力を衰えさせてしまうのさ。

楽するからいけないんだと思う。

クルマばっかり乗ってると、足腰が弱くなるでしょう。同じことが起きるわけ。

それでな、りんごの木だけじゃなくて、農薬を使っている人間まで病気や虫に弱くなるんだよ。

病気や虫のことがよくわからなくたってしまうの。

農薬さえ撒けばいいから、病気や虫をちゃんと見る必要がなくなるわけだ。


■畑一面に白いりんごの花が咲いていた。

何年も花を咲かせていなかったりんごの木々が、いっせいに花を咲かせていた。

本当に感動したとき、人は言葉も、表情すらも失ってしまうものらしい。

何か言葉を発することも、そこから動くことすら忘れて、二人はその場に立ち尽くしていた。

九年ぶりのりんごの花見は、涙に濡れていた。


■人間に出来ることなんて、そんなたいしたことじゃないんだよ。みんなは、木村はよく頑張ったなんて言うけどさ、私じゃない、りんごの木が頑張ったんだよ。


■一通の手紙が届いたのは、何週間か経ってからのことだった。

紙袋が破けるほどりんごを詰めて渡した客の一人からだった。

「あんな美味しいりんごを食べたことがありません。また送ってください。」

手紙にはそうかかれていた。

まあ、そういう感じで、ほんとに少しずつではあったけど、私のりんごを買ってくれるというお客さんが増えていったのな。

りんごの実をならせるのはりんごの木で、それを支えているのは自然だけれどもな、私を支えてくれたのはやっぱり人であったな。

周囲から白い目で見られたのも事実だけれど、そういう時でも見方をしてくれる人はいたのな。


百姓は百の仕事という意味なんだよ。百の仕事に通じていなければ、百姓は務まらないのさ。


■木村から聞いた話を、すべて書き記すには、とても一冊や二冊の書物では足りない。

実を言えば、木村を研究するために、何人かの専門家に話を聞いていた。

農業の専門家もいれば、生態学の研究者もいる。

その取材で得たどんな最新の知識を披露しても、木村にはかなわなかった。


■これ、この葉っぱ見てよ。丸く穴があいているでしょう。何だと思います?

これはりんごが自分であけた穴なの。

この穴のあいた葉っぱのそばに、斑点落葉病特有の茶色い病班がついた葉っぱを見つけたのな。

あれっ、と思った。それで、その病班がどうなるか見ていてやろうと思ったわけ。

そしたらさ、病気に冒された部分が、カラカラに乾燥していった。

葉っぱがそこだけ水分の補給を絶って、病気を兵糧攻めにしているみたいに見えたな。

そのうち、病班部がポロリと落ちて、穴があいたというわけだ。

この穴があいてから、葉っぱの横についている小さな葉っぱがどんどん大きくなっていったの。

葉っぱを失った分を、補っているわけだ。

スケールで測ったんだけど、穴の大きさと葉っぱが大きくなった分がほぼ同じであったな。


どんなに科学が進んでも、人間は自然から離れて生きていくことはできないんだよ。

だって人間そのものが、自然の産物なんだからな。


■弘前大学農学生命科学部の杉山修一教授の研究によれば、木村の畑の土壌やりんごの葉の表面には、他の畑の何倍もの微生物が存在しているのだそうだ。

白神山地の原生林と、木村のリンゴ畑の状態はよく似ているらしい。


■木村が本気だなと思うのは、米にしても野菜にしても、無農薬無肥料の栽培で収穫が安定してくると、次はできるだけ価格を下げるようにとアドバイスしていることだ。

いつかは自分たちのやり方でつくった作物を、農薬や肥料を与えて作った農作物と競争できるくらいの安い価格で出荷できるようにする。それが木村の夢だ。

例えば無農薬のリンゴと、そうでないリンゴが同じ値段で売られていたら、たいていの人は無農薬リンゴを買うに決まっている。そうなって初めて、普通の農家が本気で無農薬無肥料で農作物を作ることを考えるようになる。

あれだけ苦労してたどり着いたリンゴの栽培法にしても、求められれば誰にでも惜しげもなく教えている。それを専売特許にしようなどとは夢にも考えていない。数年以内には、木村の畑のように無農薬無肥料で安定してリンゴを収穫できる畑が、国内の何箇所かにできるはずだ。


■文明があまりにも進歩して、人間は自分たちの根っこがどうなっているかを忘れてしまった。

毎日何かを食べなければ人は生きてはいけない。


まとめ:
1.コンピュータと同じでさ、他から与えられたものしか利用できない人がすごく増えてしまった。自分の頭で考えようとしないの。
2.畑が雪に埋もれると、木村は農業の勉強を始める。町の図書館に通ったり、本屋に出かけ、一年間の農作業の合間に湧いた疑問に答えてくれる本を探して読みふける。アイデアを思いつけば、それを克明にノートに書き付けていく。
3.木村は、ひとつ失敗するたびに、ひとつの常識を捨てた。
4.目に見えないリンゴの木の地下のことを考えていなかった。
5.農薬を使っていると、りんごの木が病気や虫と戦う力を衰えさせてしまうのさ。
6.どんなに科学が進んでも、人間は自然から離れて生きていくことはできないんだよ。


石川拓治さん、良い本をありがとうございました。
関連記事

テーマ : オススメの本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

秘密

   
勉強家の訪問者数
プロフィール

あなたの胸のドキドキとピカピカの笑顔で加速する!ハートキャッチボクサーエンジン搭載!知の長もの鍛冶屋いのうえゆーや

Author:あなたの胸のドキドキとピカピカの笑顔で加速する!ハートキャッチボクサーエンジン搭載!知の長もの鍛冶屋いのうえゆーや
あなたが良い本と出会えますように!

最新記事
カテゴリ
Pingooランキング
ブログランキング

FC2Blog Ranking

人気ブログランキング
アクセス解析
FXトレーダー
クリック募金
クリックで救える命がある。
おお様の耳はロバの耳~窓口
聞きたいことがあれば、お気軽にどうぞ。僕が全力でお答えします!

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。